記事の目次
- 1.【はじめに】神経質な人ってどんな人?
- 2.神経質な人の特徴を知ろう!
- 3.【神経質な人の特徴①】真面な性格
- 4.【神経質な人の特徴②】責任感が強い
- 5.【神経質な人の特徴③】完璧主義
- 6.【神経質な人の特徴④】理屈っぽい
- 7.【神経質な人の特徴⑤】マイルールにこだわる
- 8.【神経質な人の特徴⑥】細かい所に目が効く
- 9.【神経質な人の特徴⑦】物事を客観的(クール)に捉えられる
- 10.【神経質な人の特徴⑧】機転が利く
- 11.【神経質な人の特徴⑨】大雑把な人が許せない
- 12.【神経質な人の特徴⑩】他人の評価が気になる
- 13.【神経質な人の特徴⑪】叱られることが苦手
- 14.【神経質な人の特徴⑫】不安になりやすい
- 15.【神経質な人の特徴⑬】繊細で傷つきやすい
- 16.あなたももしかしたら神経質なのかも?【神経質度チェック】
- 17.【神経質度チェック①】体調を崩しやすいか?
- 18.【神経質度チェック②】緊張しやすいか?
- 19.【神経質度チェック③】憂鬱な気分になるか?
- 20.【神経質度チェック④】神経が過敏になっていないか?
- 21.【神経質度チェック⑤】よく眠れているか?
- 22.【神経質度チェック:結果】あなたの神経質度は?
- 23.神経質な人は病気になりやすい?!
- 24.神経質が過ぎると神経症になることも?!
- 25.【神経質な性格を治したい①】
- 26.【神経質な性格を治したい②】
- 27.【神経質な性格を治す方法①】良いトコ探しルール
- 28.【神経質な性格を治す方法②】自分ルールに相手を載せない
- 29.【神経質な性格を治す方法③】神経質を認めて素直に生きる
- 30.神経質な人と上手に付き合えるのか?
- 31.神経質な人とも上手に付き合いたい
- 32.【神経質な人と上手に付き合う方法①】確認にある程度付き合う
- 33.【神経質な人と上手に付き合う方法②】正直に伝える
- 34.【神経質な人と上手に付き合う方法③】誉めてあげる
- 35.【神経質な人と上手に付き合う方法④】第三者の助言を聞く
- 36.神経質な人の素直な気持ち
- 37.治したい思いを伝えるだけでも関係改善に繋がる
- 38.究極の荒療治
- 39.【まとめ】陰に隠れてする努力ほど見えないもの
神経質な人との人間関係を改善するための秘策は他にもあります。それはその人と仲良く付き合っている人のアドバイスを聞くことです。
疲れるからと遠巻きに見ているだけでは何も改善しません。その人の特徴や上手な付き合い方を聞くことで、それほど疲れずにスムーズにお付き合いが出来るかもしれません。
神経質な人の素直な気持ち
神経質だと言われている人は、自分が神経質だという自覚はあるようです。しかし、それは病気ではないので、本当は敢えて治したいとか、改善したいとは思っていないようです。
なら何故治したいと思うのか?
それは周囲の皆に「あなたと一緒に仕事をすると疲れる」とか、「ついていけない」と言われてしまうので、人間関係を修復したい、改善したいと思うからこそ治したいと思うのです。
治したい思いを伝えるだけでも関係改善に繋がる
病気じゃないけど治したい、改善したい、そう思っても、長い年月をかけて育った神経質な性格は簡単に治るものではありません。治したい気持ちは痛いほどよく分かるけど、その手助けができない周囲の人間もまた辛いものなのです。
治したい気持ちが強ければ強いほど、焦りにつながって上手くいかない事もあります。人間関係を改善したいと思う相手とよく話し合い、治したいと思う気持ちを伝えるだけでも、その関係の改善につながるかもしれません。
究極の荒療治
実は神経質さが病気だと思えるぐらいに酷い人の家族から、「この人の神経質を治してほしい」と相談を受けたあるカウンセラーが、こんな荒療治をしたという話を聞きました。
それは汚いことを極端に嫌う人に、素手で病院のトイレの掃除をさせたというものです。これは本人とカウンセラーと医師が相談をした結果、治療として実施したことです。決して嫌がらせとか、苛めではありません。
ですが、神経質ではない人でも、こんな話を聞いたら「うわっ…汚い」と声を出してしまいますよね。それほどのことを、治したい一心で挑戦した方は本当に凄いと思います。チャレンジャーだと思いますし、偉いものだと正直に感心してしまいます。
【まとめ】陰に隠れてする努力ほど見えないもの
神経質な人の周囲にいる人も、疲れるとか、面倒くさいと言わずに、神経質であることを治したいと思っている人の努力を認め、歩み寄ってもらいたいです。そうすることで、お互いの距離が埋まって、人間関係が改善されるのならば、それは嬉しい事だからです。
一方で、頑なに自分の「神経質道」を突き進む人もいるのは確かです。例えば何かを極める究極の職人であったり、仕事で精密さを売りにしている人に、それを改善しろと言うのは賢明ではないでしょう。
自らが神経質であることを自覚し、そのことに何らかの「生き辛さ」を感じているのであれば、少しずつで構いません。肩の力を抜いて、「良い加減に」生きてみるのも、良いのではないかと思います。
神経質な人も、そうじゃない人も、其処がみんなの生き易い場所だといいですね。